2013年5月30日木曜日

いじめ対策機関 協力態勢を確認 大津市で初会合

いじめをなくすのは難しいと思いますが、各機関が「いじめ問題」に対して何かしていこうという取り組みは良いことだと思います。
弁護士会はどのような事をするのかも気になりますのでホームページの更新を楽しみにしています。

産経新聞 5月30日

 「いじめ問題」に対し各機関が連携して対応しようと、県内のさまざまな組織や団体に設けられたいじめ対策関係機関による連携協力会議が29日、大津市役所で開かれた。

 中2男子の自殺問題を踏まえ、同市には今年度から市長部局に「いじめ対策推進室」が、市教委には「学校安全推進室」が設置された。また県警では少年課内に「少年健全育成室」が、県教委には「生徒指導・いじめ対策支援室」が発足するなど、新設された各機関の協力態勢のあり方が課題となってきた。

 会議は大津市の呼びかけで初めて開かれ、県教委や県警、滋賀弁護士会、大津地方法務局などの担当者が出席。越直美市長は「いざというときの協力態勢について考えたい」と話し、富田真・市教育長は「連携するところとすみ分けするところを確認していきたい」と述べた。

 会議は今後も定期的に開かれることになり、市は、会議で発表された各機関の取り組みをホームページなどで公開する方針。

2013年5月22日水曜日

例外から近道へ…「司法」予備試験、過去最多





確かに、3年近く通いお金もかかる法科大学に通うよりは、予備試験を受け、弁護士になったほうが近道だと感じる人も多いでしょうね。
しかも、去年の合格率は予備試験合格者の方が法科大学を卒業した方より多かったそうです。
これでは、なんの為の法科大学かわかりません。
このままでは、どんどん予備試験から弁護士を目指す人が増えていくと思います。
法科大学制度を見直す時期にきているのかもしれません。



読売新聞 5月20日

合格すれば法科大学院を経ずに司法試験の受験資格が得られる「予備試験」について、法務省は20日、今年の受験者数が過去最多の9224人(速報値)だったと発表した。
出願者は1万1255人だったが、実際の受験者は1万人台を割り込んだ。試験は19日に始まり、論文式と口述試験を経て、11月7日に合格発表される。

 予備試験が始まった2011年の受験者数は6477人、昨年は7183人と年々増加。経済的理由などで法科大学院に通えない人のための「例外ルート」として導入されたが、現役大学生が同大学院に通わずに済む「近道」として多数受験している実態がある。

 19日に東京都内の会場で受験した千葉大法経学部2年の男子学生(20)は、「法科大学院は学費が高い。法曹の仕事に早く就きたいので、在学中に予備試験を突破するつもりで勉強してきた」と話していた。

2013年5月14日火曜日

「引退後の収入考え…ばかだった」元阪神の金本さん 1億円投資詐欺被害公判

サラリーマンの経験がないから、騙されやすいのでしょうか。
海外でも、元有名スポーツ選手が自己破産するケースが増えていると聞きます。
大金を稼いでいたから警戒心が薄いんだと思います。
それだけのお金があれば、銀行に預けての利子だけでも食べるものには困らないと思います。
お金使いも荒いんでしょうね。

産経新聞 5月13日

 プロ野球元阪神の金本知憲さん(45)から出資金名目で約1億1千万円以上をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた無職、本多善光被告(45)=埼玉県和光市=の公判が13日、さいたま地裁(西村真人裁判官)で開かれた。金本さんが証人として出廷、出資について「(自分自身が)ばかだったなと思う」などと振り返った。

 金本さんは開廷直後の午前10時5分ごろ、濃紺にストライプ柄のスーツ姿で出廷。時折、持参した飲料水を口に含みながら検察側の質問に淡々と答えた。

 起訴状によると、本多被告は平成18~21年、ボートレース団体への預託金や農地取得名目などで、金本さんから計約1億1700万円を詐取したとしている。

 預託金について、金本さんは「いつ引退するから分からないので、引退後も収入を得られると思い、魅力的だった」と証言。「清掃や警備、売店などの権利を任せると聞いていたので、プロ野球の後輩や、身内の就職先にもなると思った」と述べた。

 また、金本さんは本多被告について「一番の親友という思いを裏切られた。期間と金額も相当なもので許し難い行為」とし、「できるだけ重い処罰を望みます」と語った。

2013年5月9日木曜日

「食べログ」情報削除求め提訴=飲食店「投稿で損害」―札幌地裁

誹謗中傷と本物のクレームのネットでの判断は困難。クレーム受けない自信があれば、公開したらいい思う。逆に、クレーム受けそうならば、公開はやめるべき。口コミだけで、はやる店が本当にいい店だと思います。


時事通信 5月8日

 飲食店利用者の感想や評価を掲載するサイト「食べログ」に事実に反する内容を投稿され、来店客が激減する損害が出たとして、札幌市の飲食店経営の男性が8日、運営するカカクコム(東京)を相手取り、店舗情報の削除と損害賠償200万円を求める訴えを札幌地裁に起こした。
 訴状によると、男性は札幌市近郊で飲食店を経営。昨年2月ごろ、食べログに自ら店舗情報を掲載したところ、店舗や料理の評価などを書き込める「レビュアー会員」によって今年3月までに計2回、事実に反する否定的な内容を投稿、掲載された。カカクコムに店舗情報の削除を求めたが、拒絶されたとしている。

2013年5月2日木曜日

司法予備試験、今年の出願は最多1万1255人

昨年9118人受けて、合格者219人ですか少ないですね。
弁護士になる難しさは、変わらないのですね。
しかし、経済的な理由で弁護士になるのを断念されてた方が減るのはいい事だと思います。
そういう人は、頑張って是非、合格してもらいたいですね。

読売新聞 5月2日

合格すれば法科大学院を経ずに司法試験の受験資格を得られる「予備試験」の今年の出願者数が1万人を超え、過去最多の1万1255人に達したことが法務省のまとめでわかった。

 2011年に同試験が導入されてから2年連続の増加。一方、正規ルートにあたる法科大学院の今年度の入学者数は定員4261人に対し3000人程度と、過去最低を更新する見通しで、法科大学院離れがまた進んだ。

 同省人事課によると、予備試験の出願者数は11年が8971人、昨年は9118人。11年の予備試験組が受けた翌12年の司法試験合格率(68%)は法科大学院修了生(25%)を大幅に上回り、合格者58人中26人が現役大学生だったことから、優秀な学生が法科大学院に通う時間や費用を節約する「近道」として利用しているとの指摘がある。

 12年の予備試験合格者219人(うち現役大学生69人)は今年以降の司法試験に挑む。