2013年8月27日火曜日

静大法科大学院、広域連携へ 複数校と協議進める

法科大学院も生き残るために必死ですね。
この案は、合理的でいいと思います。
お互いのカリキュラムを補完しあえば、授業の質もあがるでしょうしそれに伴い
合格率も上がるでしょう。
しかし、一番は弁護士になれても就職先がない現状をなんとかしてほしいと思うのですが。

静大法科大学院、広域連携へ 複数校と協議進める
@S[アットエス] 8月23日(金)7時46分配信

 地方大の法科大学院が厳しい運営状況にあえぐ中、静岡大法科大学院(静岡市駿河区)が、島根大大学院法務研究科(山陰法科大学院、松江市)をはじめ複数の法科大学院との広域連携・連合を目指し、協議を進めていることが22日、分かった。国公立の法科大学院では、香川、愛媛両大が設立当初から連合形式だった例があるが、運営改善を目的に近県以外と連携した場合、全国初のケースとなる。
 静岡大などの関係者によると、広域連携・連合は学生の募集など事務作業の合理化を図る。互いの授業カリキュラムを補完し合うことで講義の質を高めるなどして、司法試験の合格率を向上させるのが狙い。教授・講師の人事交流も視野に入れているという。広域連携・連合が実現した場合、一校が「幹事校」として学生募集を一括して行うことも考えられるという。静岡大は島根大のほかにも複数校との連携を探っているとみられる。
 本年度、学生を募集した法科大学院69校のうち64校で定員割れし、昨年の司法試験合格率も全国平均で25・1%と低迷している。特に司法制度改革に伴って新設された地方の国公立大法科大学院は軒並み厳しく、静岡大の今春の入学者数は定員20人に対して8人、昨年の司法試験合格率は14・9%で38位だった。
 こうした状況から、中教審法科大学院特別委員会は7月、運営難の法科大学院に募集停止や統廃合、改組などの組織見直しを求め、公的支援の在り方についても検討している。

 法科大学院 司法制度改革の一環として2004年度以降、裁判官や検察官、弁護士の法曹を養成する目的で全国の74校が開校した。静岡大法科大学院の設立は05年4月。国は当初、法曹需要の増大を見込んでいたが需要は伸びず、全国の入学者数は今春、ピークだった06年度の半数以下の2698人に低迷。昨年の司法試験合格率も25.1%で、06年(48.3%)より23.2ポイント低かった。特に旧来から実績のある首都圏などに比べて地方は厳しく、文部科学省は実績の悪い法科大学院の補助金削減を決定。山陰法科大学院の場合、本年度から約2500万円が削減され、今年6月には15年度の学生募集停止を発表し、広域連携を模索する方針を打ち出した。

2013年8月20日火曜日

<中国>乳児投げつけ重傷、警官処罰なし…ネットに批判集中

お隣の国とは言え、酷い事件だし「司法制度は腐っている」と批判が集中するのもわかります。
動機も意味がちょっとわからないくらいひどい理由です。
司法制度をかえ罰則を強化しないと同様の事件がいくつも起きるような気さえします。
幼い子供達が犠牲になるような事はどこの国でもあって欲しくないですね。


<中国>乳児投げつけ重傷、警官処罰なし…ネットに批判集中
毎日新聞 8月19日

 【上海・隅俊之】中国河南省林州市で今年7月、酒に酔った非番の警察官(50)が生後7カ月の女児を地面に投げつけ、女児は重傷を負った。この警察官は15日間の外出禁止処分を受けただけで、インターネット上で「司法制度は腐っている」と批判が集中。林州市の警察当局は17日、警察官を故意傷害容疑で拘束し、市共産党委員会も調査を始めた。

 中国紙「法制晩報」によると、警察官は7月20日夜、知人ら数人で飲酒後、路上で女児を抱いている父親を見かけた。そこで、女児が人形かどうか賭けようと話題になり、「人形だ」と言い張った警察官は知人に笑われた。すると、警察官は「自分が正しいと証明するため」に父親から女児を取り上げて地面に投げつけたという。

 通報を受けて、地元派出所から警察官が出動したが、女児を投げつけた警察官は外出禁止処分を受けただけで、刑事処罰を受けなかった。事件は地元政府の幹部が匿名のメールで中国メディアに告発して発覚した。

 警察官は女児の顔を触った後に女児を取り上げたという。女児は頭部3カ所を骨折しており、後遺症が残る可能性が高い。

 北京では7月、駐車トラブルで女性と口論になった男が、女性がベビーカーに乗せていた2歳の女児を地面にたたきつけ、女児が死亡する事件が起きている。中国版ツイッター「微博」では、相次ぐ人命無視の行為に「人心はこの国にはないのか」などと嘆く声が書き込まれている。

2013年8月16日金曜日

逆恨み?元京都府弁護士会会長、アイスピックで刺され軽傷 

弁護士に傷を負わしといて、弁護士がくるまで何も言わないってふざけた容疑者ですね。
弁護士が逆恨みにより、傷つけられる事件はいくつかありました。

今後は、裁判員にも報復の恐れがあると考えます。
国により、なにかしら対策できないものでしょうか?

逆恨み?元京都府弁護士会会長、アイスピックで刺され軽傷 (産経新聞 8月8日)

 8日午後6時25分ごろ、京都市上京区駒之町の府道で、「男の人が刺されている」と通行人から110番があった。駆けつけた京都府警下鴨署員が、近くにいた同市南区吉祥院新田下ノ向(しんでんしものむかい)町の無職、韓国籍の朴基洙(きしゅ)容疑者(60)を傷害容疑で現行犯逮捕した。

 上京署によると、刺されたのは同市左京区の弁護士、彦惣(ひこそう)弘さん(66)で、市内の病院に運ばれたが軽傷。朴容疑者は「刺したのは間違いない」と容疑を認めているが「弁護士が来るまで何も言わない」と話している。同署では、弁護士業務に関する逆恨みの可能性もあるとみて、動機を詳しく調べている。

 逮捕容疑は8日午後6時25分ごろ、京都市上京区駒之町の府道で、彦惣さんの右脇腹などをアイスピックのようなもので2回刺し、軽傷を負わせたとしている。

 彦惣さんは、京都弁護士会の元会長で、現在は立命館大法科大学院教授。