2013年2月15日金曜日

「今も悩む」 裁判員が意見交換 地裁沼津支部

裁判員の方は一般の方なので、法律の知識が少ない分判断に迷うことがほとんどでしょうね。
検察側と弁護側の主張が全く異なれば、どちらかが嘘をついていることになり、素人には見分けがつかないですよね。
ただ、弁護側は依頼を受けている手前裁判に勝つことを考えていると思うので、その分評価を割り引いて判断してもよいのではないかと思いますね。


「今も悩む」 裁判員が意見交換 地裁沼津支部(@S[アットエス] 2月14日)

 静岡地裁沼津支部は13日、裁判員経験者の意見交換会を沼津市の同支部で開いた。同支部での審理に加わった男女4人をはじめ裁判官、検察官、弁護士が出席し、裁判員裁判の感想や制度の改善点について活発に意見を交わした。
 強盗致傷事件の裁判員を務めた男性(38)は「導き出した判決が適当だったのか今も悩むことがある」と明かした。被告が否認し、求刑を上回る判決が言い渡された危険運転致死傷事件の裁判員になった男性(28)は「検察側と弁護側の主張が全く異なり、もっと評議に時間を費やしても良かったのでは」と指摘した。守秘義務の必要性や負担、被害者参加制度についても議論した。
 同支部での意見交換会は初めて。静岡地裁本庁と沼津、浜松両支部では、これまでに計557人が裁判員を、計198人が補充裁判員を務めた。