2009年9月27日日曜日

弁護士の転落劇

サラリーマンからの転職です。
きっと司法試験に合格したときは夢と希望にあふれていたんでしょうね。
実際にはたらいている時もそうだったのかもしれませんけど、なんで覚せい剤に手を出してしまったんでしょうか。
忙しいことは確かに理由にならないんですが、手を出す人の中には結構この文句にグラリとしてしまうんではないでしょうか。
それだけ疲れる世の中ってのも問題ですよ。

札幌弁護士会副会長の“シャブ弁”転落劇が招く波紋(9月19日 リアルスポーツ)

 薬物汚染は法曹界トップにまで広がっていた。北海道警薬物銃器対策課などは18日、覚せい剤取締法違反(所持)の疑いで、札幌市中央区伏見の弁護士加藤 恭嗣容疑者(51)を現行犯逮捕。周囲には「まじめな中堅弁護士」とみられ、札幌弁護士会副会長職にあったからシャレにならない。

 逮捕容疑は午前9時ごろ、自宅でバッグの中にパケ入り覚せい剤7袋を隠し持っていた疑い。道警によると、「自分で使うつもりで持っていた」と容疑を認めている。
 専門は多重債務問題などの民事訴訟で、今年4月に副会長に就任したばかり。事務所のホームページなどによると、早大法学部卒業後、脱サラして1990年に司法試験に合格。96年に個人事務所を構えた。「依頼者のために全力を尽くす」などとPRしていた。

 同会の弁護士によると、大手損害保険会社の代理人を務めているほか、債務整理や離婚訴訟などで手広く活動。「ざっくばらんなタイプ」で、損害保険をテーマにした地元民放テレビ局の情報番組に、コメンテーターとして出演したこともあったという。
  弁護士会では法律相談センターや司法修習委員会などの業務を担当。加藤容疑者と同じ副会長で、同期でもある道尻豊弁護士は「明るく社交的で、周りからも 『付き合いやすい人』とみられていたと思う」。また「弁護士会での活動も含め、忙しかったのも(原因に)あるのかもしれない」と推測する弁護士も。
 どんな事情があるにせよ、覚せい剤でキマっている“シャブ弁”が法廷に立っていいはずがない。