2009年11月4日水曜日

おもしろ試験

カターイ司法試験とは全く対照的な試験があったので参考までに・・・^^
行列の絶えないアイスクリーム屋さんのイメージが非常に強いですよね。
コールドストーンおいしいんだけど、高いのであたしはあまり食べません。
あたしは31アイスクリーム派ですね。
採用試験でここまで突飛なことをするのはびっくりですね。
全く知らないで来た人は帰りたくなるかも。

歌あり、寸劇あり!コールドストーンのおもしろ採用試験(11月3日 東京ウォーカー)

エンターテインメントアイスクリームショップ「コールド・ストーン・クリーマリー」といえば、おそらく“店員が笑顔で歌を歌いながらアイスクリーム を作ってくれる明るい雰囲気の店”というイメージなのでは? あの明るいメンバーがそろう理由が、採用試験にあった。アルバイトも社員も「オーディション」という名の試験を通らなければならず、その内容がスゴイの だ。

「オーディション」では、参加者はみなネームタグをつけるのだが、まずそこから面白い。例えば「いっちゃん」「やまちゃん」などとニッ クネームを書き、その名で呼び合うのだ。しかも人事担当者もニックネームを首からぶら下げているのだとか。これは決してふざけているわけではなく、「参加 者同士が仲良くならないと難しいオーディションなので、その雰囲気作りのために行っています」と、人事担当の大井さん。人事担当者ものっけからハイテン ションで参加者に接するそう。同社広報を担当する阪口さんは「新卒時に約10社の採用試験を受けましたが、(そのハイテンションに)こんなタイプの試験、 ほかにない!と、最初はビックリしました」と、当時を振り返る。

前置きが長くなったが、その試験の内容を紹介しよう。まずは1分間ずつ自己 紹介をし、「あなたがハッピーになった話」をスピーチ。その後、10人前後のグループに分かれて「ハッピーなアイスクリーム」のレシピを考案して紙に書き 起こす。ここまではまだ一般的な域だが、次が難関! なんと、「寸劇」をやるというのだ。これを聞いたら、記者なら逃げ出したくなるかも…。

「私 が受けた時は“ハッピークリスマス”というお題で、8人ほどのメンバーでストーリーや配役を考えました。私は演出とトナカイ役を担当したんです。そのころ にはもう雰囲気に巻き込まれて、恥ずかしさもなくなっていました」と前出の阪口さん。阪口さんのグループが考えたストーリーは、“世界中にプレゼントを配 り終えた夜、サンタがトナカイと打ち上げをしようと思っていたが、ビジネスライクなトナカイたちは帰宅。サンタが独り寂しくテレビを見ていると、トナカイ たちがサプライズでプレゼントを届けてくれ、しかもそのプレゼントとは初恋の相手、トナカイの女の子!”というもの。

正直、クスッと笑って しまうかわいらしいストーリー。でもこれを20分で構成してみんなの前で発表。しかもその中に、同社のトレードマークとも言える“歌”も盛り込まなければ ならないのだ。ちなみに今年5月に「ソクラテスの人事」(NHK)で、この寸劇が紹介され、芸能人たちがこれにチャレンジ。見事合格したのはルー大柴さん だったと聞き、なぜだか納得(?)。

では、この芸能プロダクション顔負けのオーディションでの採用ポイントは? 大井さんによると「リーダーシップがあるか」「積極的に参加し、仲間のいいところを引き出しているか」「チームプレーができるか」という3点だそう。そう して選抜されたメンバーたちがあの明るい店を作り出しているのだ。しかも離職率が低いのも特徴。チームワークを大切にした店作りで皆が楽しく働いている証 拠だ。

同社では毎年、全国の各店舗が参加し「オールジャパン クリーマリーカップ」を開催。ここでも寸劇やクイズ、接客などを競い、涙あり、笑いありの決戦を繰り広げ、日本一の店舗を決定する。今年は三重県にある ジャズドリーム長島店が1位に輝いた。しかも同店は世界で約1500店舗あるコールドストーンの中で昨年度の売り上げも第1位で、名実共にコールドストー ンのトップの店舗だ。

こんな面白おかしくも厳しい試験を勝ち抜いたクルーが働くコールドストーン。店舗で歌われる替え歌もクルーたちが仕事の合間に考え出し、今や100曲以上もあるとか。この採用試験、受けてみる度胸はある!?