2010年6月21日月曜日

多重債務弁護士

多重債務の弁護士だって発生しかねませんね!!
先週18日改正貸金業法施行されましたけど、それがアダとなるなんてことないのかなぁ!?
日本の為、日本国民の為に働いてくれる弁護士さんへは、もっともっと手厚い待遇があってもいいんじゃないでしょうか~??



◆法律家、裕福な人だけ?(6月21日 asahi.com)
司法試験に合格した司法修習生に対し、国が1年間の給与を支払う「給費制」を廃止し、必要な人に貸す「貸与制」が11月から導入される。新制度に反対する市民集会(秋田弁護士会主催)が20日、秋田市であり、弁護士や司法修習生を中心に約80人が参加した。
 若手弁護士らが新制度後を想定した演劇を披露したり、パネルディスカッションをしたり、「裕福な人しか法律家になれなくなる」と訴えた。
 「社会的弱者の力に」と弁護士を志す秋田市の司法修習生が、法科大学院の学費や司法修習のため1千万円の借金を抱え、ネットカフェで生活――。そんな未来像を、仙台市の若手弁護士らで作った劇団「あおば」が演じた。苦学生の主人公が、裕福な修習生仲間や、厳しい就職活動の過程で志を失い、「弁護士はビジネス」と割り切るようになっていく姿が描かれる。
 これまで司法修習生には、勉強に専念するため、公務員の初任給に準じる月20万円程度の給与があった。他の資格に比べて優遇しすぎなどとの批判で、2004年に貸与制の導入が決まった。
 参加した多くのベテラン弁護士たちは「新制度ではわれわれは弁護士になれなかった」と話した。日本弁護士連合会の宇都宮健児会長は、多くの若手弁護士が数百万円の借金を抱えて働き始める現状を指摘。「多重債務や貧困と闘うべき弁護士が、借金に頭を悩ませる状況になる。国民の権利が守られなくなり、社会全体にとって大きな損失になる」と法改正を主張した。