2009年4月23日木曜日

東大と京大が削減

新司法試験の合格率低迷に伴い、東大と京大が法科大学院の定員削減を発表しました。
天下の東大・京大でも先生の一定した質の確保に苦労する状況となれば、その他の大学は相当無理をしているということでしょう。
この法科大学院は、司法試験に合格するための場所ではなく、より本格的に法曹について学ぶことができるという場所だからこそ質には拘るべきです!

◆法科大学院:東大と京大、来年度から定員削減へ 他校にも拡大か
(2009年4月18日 毎日新聞)

 東京大は17日、法科大学院の定員を10年度から2割削減することを明らかにした。
法科大学院74校中最多だった300人の定員を240人とする。京都大も10年度の定
員を200人から160人に減らすことが分かった。他校にも同様の動きが広がるとみら
れる。
 司法制度改革の流れで誕生した法科大学院は、入試倍率の低下が続き、全体的な規模縮
小の必要性が指摘されていた。東京大の浜田純一学長は同日の記者会見で「法曹は我々の
生活、権利、自由とかかわっておりクオリティーはしっかり保ちたい。法学部でも授業を
持っている先生は相当疲弊している。このままでは教育の質を保てない」と説明した。
 一方、中央教育審議会の法科大学院特別委員会は17日、大学院の質向上のための最終
報告をまとめた。各法科大学院に来年度からの入学定員削減を求め、特に▽競争倍率(受
験者数を合格者数で割った値)が2倍を下回る▽司法試験の合格率が相当に低い状況が継
続的に見られる--などの大学院に早急な見直しを要求する。

特定調停の手続きって成立しない場合があるそうで・・。せっかくやってもダメだったらてショック(>Д<)
詳しいことはこのサイトで⇒