2010年9月7日火曜日

カネ持ってる人の勝ちだね

もともと弁護士って職業は医者と同様、金持ちじゃなくちゃ~就けないって思ってたけどな…?
ドラマのイメージもあるんだろうけど…見るからに高そうなスーツやカバン持って、テキパキ仕事をこなしてるって感じだと思ってた!!
たま~に貧乏弁護士役のドラマとか見るけどさ~。

世の中、何でもカネ持ってる人の勝ちなんだと思うよ、実際。
それだけじゃないって人もいるし…私もそう思うけど…でも…
キレイ事言ってちゃ、ダメなんだよね。。。




◆裕福でないと弁護士になれない時代に?(9月7日読売新聞)
司法修習生に国が給与を払う「給費制」が、今秋から生活資金などを貸し付ける「貸与制」に変わる。
 大学・法科大学院で学ぶために、すでに奨学金など多額の債務がある修習生は〈二重ローン〉を抱えることになる。日本弁護士連合会(日弁連)は「裕福でないと法曹が目指せなくなる」貸与制に反対、大阪弁護士会などは、給費制維持を求める約3万人の署名を集めた。9日には新司法試験の合格発表があり、〈貸与修習生〉が誕生する。
 給費制は1947年に始まり、月約20万円の給与などが出ている。しかし、司法制度改革で司法試験合格者は増え、2007年は00年の2倍超の2000人を突破。これに伴って国の負担が増えることから、貸与制導入が決まった。
 貸与の基本額は月23万円で、修習期間(1年)の総額は約276万円。無利子で、修習終了後6年目から10年以内に返済させる。
 日弁連が昨年、修習生約1500人に行ったアンケートでは、約53%が大学・法科大学院在学中に奨学金や教育ローンを利用したと回答。借入額平均は約320万円、最高は約1200万円だった。修習生は公務員に準じた立場でアルバイトは禁止。最高裁は貸与希望者が多いとみて、昨年度合格者数(2135人)より多い2700人分の原資を今年度予算で確保した。
 9日の合格発表を待つ弁護士志望の女性(25)は、神戸大法科大学院に通った2年間、月13万円の奨学金を受けた。合格すれば修習生として貸与を受ける予定で、「修習を終えたら、借金総額は約600万円です」とため息をつく。
 難関資格とはいえ、司法試験合格者の増加に伴って、弁護士の就職も昨今厳しくなっている。日弁連が7月に行った調査では、今年末に修習を終える修習生の約4割の就職先がまだ決まっていなかった。この女性は「すぐに弁護士として働けるかどうかもわからない。借金を返せるのか」と不安そうだった。
 法務省は「国の財政には限りがある。粛々と施行する」としているが、大阪弁護士会の金子武嗣会長は「お金がなく苦労した人こそ人の痛みがわかる法曹になれるはず。多様な人材を確保する意味でも貸与制は間違っている」と話す。