2010年9月24日金曜日

見直しが今こそ必要!

これほどまでに進学率や司法試験合格率が低いと、やっぱり法科大学院そのものの質っていうのを見直していかないと、このままズルズルの状態で経営状態も最悪のまま、学校の終わりを迎えてしまいます…。
いくら頑張って存続させたとしても、生徒の質だってどんどん落ちていきます。
当然、司法試験に合格できる生徒だって減るに決まってます。



◆新司法試験:法科大学院、低合格率は補助削減 教育の質、改善狙い--文科省(9月16日毎日新聞)
新司法試験の合格率が一部の法科大学院で低迷している問題で文部科学省は16日、入試倍率が2倍未満で、同試験の合格率が全国平均の半分未満の状況が3年継続した大学院などへの公的支援を12年度から削減することを決めた。削減額は入学定員の少ない小規模校で約2000万円の方針。教育の質などに深刻な課題を指摘されながら抜本的な見直しが進まない法科大学院に統廃合を促す狙い。
 該当する法科大学院のうち国立大学法人については、院設置時に加算された運営費交付金のうち学生経費相当分を除いて削減、私立大も私学助成を同程度減額する方針。最終的には12年度予算編成の状況に応じて決める。
 同省は削減方針を16日の中央教育審議会の特別委員会に報告。疑問の声も出たが、「現状のままでは公的支援に了解を得られない」と理解を求めた。今月発表された5回目の新司法試験の平均合格率は25・4%。その半分に満たなかった法科大学院は全74校中29校に及んだ。【本橋和夫】