2010年8月2日月曜日

弁護士資格を持ちつつも…

こうやって全国各地の弁護士さんが署名活動をして、給与制の維持を求めているのにも関わらず、政府は聞く耳を持たないんでしょうか??
このままでは、日本の未来は明るくないのに…
弁護士資格を持った人は増えても、資格を持ったまま、別の仕事につかざるを得なくなる人も出てくるんじゃないでしょうか???


◆司法修習生 給費制の存続を 県弁護士会が署名活動(8月1日東京新聞)
司法試験に合格した法律家の卵、司法修習生に国から支給される「給与」が裁判所法の改正で今年十一月に廃止され、貸与制に切り替わる。県弁護士会は給費制の存続を求め、対策本部を設置。弁護士約二十人が三十日朝、国会に請願するため、JR水戸駅などで署名活動した。
 司法修習生は一年間の修習中も、公務員に準じる身分のため、アルバイトが禁止されている。このため現在は全員に国から手取りで月額約二十万円の給与が支払われるが、司法制度改革で弁護士が増えることに伴う財源上の問題を理由に、生活資金を貸し付ける制度に切り替わる。
 この日は秋山安夫・県弁護士会長(60)らが雨の中、JR水戸駅でチラシを配り、署名を呼び掛けるなどした。秋山会長は「給費制が廃止されれば修習生の経済的負担が増し、志ある人が経済的事情で法律家になる道を閉ざされかねない」と指摘。「制度廃止になることを多くの市民に知ってもらい、制度の存続を訴えていきたい」と話した。 (中津芳子)