2010年8月11日水曜日

タイムリミット

こういう学生たちの“ナマ”の声は政府関係者の耳にきちんと届いているんでしょうか?
検討してるなんて記事、ネットでも新聞でも全く見ません。
テレビでは、”給与制から貸与制へ移行する”なんて一切話題になりません。。。残念ですね。”移行する”で報道されるのは“地デジ”だけ~



◆司法修習生への給費制「存続を」(8月9日 asahi.com)
■県弁護士会が集会
司法試験に合格した司法修習生に国が給与を支払う「給費制」が廃止され、11月から「貸与制」に変わることを受け、県弁護士会は6日、給費制の存続を求める集会を山梨学院大学法科大学院(甲府市酒折2丁目)で開いた。弁護士や学生ら約140人が参加。「裕福な人しか法曹界を目指すことができなくなる」などと訴えた。
 集会では、修習生の約半数が借金を抱えている現状や法律家の志望者が減少していることなどが報告された。県弁護士会の信田恵三会長は「問題点を共有し、給費制廃止を阻止する原動力にしていきたい」と述べた。
 来年、司法試験を受ける学生からは「運良く弁護士になれても800万円の借金ができる」「借金を考えるとなかなか飛び込めない」という切実な声が上がった。
 このほか、司法制度改革や弁護士の公益活動についても議論され、「法曹離れは日本社会にとって大きな問題」「人材育成を国民が求めていくことが大事」といった意見が相次いだ。