2011年2月21日月曜日

ものの見方や思考力

小学生のころから考える授業って学校であればいいのに…
“ものの見方や思考力”って小さい頃からの積み重ねだと思うんだよね~。
小さい頃から訓練されてれば、敬遠されがちな化学だってすんなりと入ってくると思うんだけど…???

科学五輪って世界大会なの?!来年度の本大会ってどこで開催されるの?!



◆小中高520人、地元題材に考えた 科学五輪プレ大会(2月21日 asahi.com)

科学を通じて、ものの見方や思考力を養って――。そんな狙いで県が来年度スタートさせる「とやま科学オリンピック」のプレ大会が20日、富山市内で開かれた。いくつかの解答パターンや暗記で答えられるいつもの試験とは一味ちがった「考えさせる」問題が多数出題され、県内小中高の約520人が頭を絞った。

 試験は、小中生が「国語・社会」「理科」「算数・数学」の3分野の筆記問題。高校生には「数学」「物理」「化学」「生物」のうち1分野。数学以外は2人1組で実験問題に取り組んだ。

 難解なイメージの科学を楽しいと思ってもらうのが大会コンセプトの一つで、親しみのある富山の自然や歴史、産業などが背景の問題が中心。高校の「化学」では、特産品のますずしにちなんで無作為に渡された酢の濃度計測や、全国でも良質な「水」に絡めて硫酸などの混合溶液の成分を調べる設問が並んだ。

 小学の「国語・社会」では富山市のライトレールを学級新聞で紹介する際、誰に取材し、何を聞けばよいか――といった問題も出た。

 大会開催を県教委が本格的に検討し始めたのは2年前。県内の学校教諭約40人が検討を重ね、問題作成などの準備を進めてきた。兵庫や福井など5県で先行事例があるが、小学生を参加対象に加えたり人文・社会科学系の「国語・社会」を組み込んだりしたのが独自だという。

 大会委員長のお茶の水女子大の池田まさみ・人間発達教育研究センター准教授は「国語や社会で資料を読み解いて養われる論理力は理数系の問題を考える上でも必要な力」と説明。「子どものうちから親しめるよう、内容が多岐にわたるのが画期的」と富山方式に自信をのぞかせた。

 視察した石井隆一知事も「思った以上に生き生きと楽しそうに臨んでいた」と話し来年度の本大会へ向け、手応えを感じた様子だった。