2010年5月7日金曜日

上手に連携を図って

学校の先生との連携も上手くしていかないと、アピールが上手くいかず関心を持ってもらうことが難しくなってしまいそうで心配です。
自分の体験として思うことは、高校生って多感な時期だから、色々な職業があるってことを教えてあげることが学校の先生の務めでもあると思う!!また、弁護士はその絶好のチャンスを逃してはいけないと思う。


◆大阪弁護士会 府内で全高校で無料授業 周知不足?応募まだ13校(5月7日産経関西)
大阪弁護士会(金子武嗣会長)が今年度から、府内全高校を対象にした弁護士による「無料出前授業」をスタートさせた。これだけの規模で無料授業を展開するのは全国でも例がなく、“目玉事業”として多額の予算を計上。年間500クラスへの派遣を目標に講師役の弁護士も300人近く集め、4月から参加校の募集を始めた。ところが同月28日時点で応募があったのはわずか13校(計75クラス)。肩透かしを食わされた格好の弁護士会は5月末に予定していた申し込み期限の延長を決め、PRに本腰を入れている。
 授業のテーマは、弁護士の仕事▽少年事件▽男女間、家族の法律問題▽刑事事件と裁判員裁判▽悪徳商法などの消費者問題―など9つで、学校側が選択する。高校1、2年生を対象に絞り、3年間で府内にある国公私立の全約260校での実施を目指している。
 弁護士会ではこれまでも小中高校を対象に出前授業を実施してきたが、有料(1万円)だったこともあり、年間10校程度の利用しかなかった。しかし、裁判員制度の開始を受け、若い世代に法と社会のかかわりを学ぶとともに、弁護士を身近に感じてもらおうと無料化に踏み切った。講師を務める若手弁護士の説明能力向上の狙いもあるという。
 弁護士会は今年度、750万円の予算を計上し、講師役の弁護士も従来の2倍の約300人に増員。講習などを行い、9月からの本格実施に向けて準備を整えてきた。募集については府教育委員会を通じて全校に案内文を送付した。しかし4月初めは応募があったが、その後は伸び悩んだ。
 このため、4月下旬に開いた学校の担当者との会合や、もともとつながりのある教諭に直接PRするなど、積極的な募集活動を展開。ようやく応募や問い合わせが増えつつあるという。6月には報道陣に公開するパイロット授業も行ってアピールしたい考えだ。
 弁護士会の高橋司副会長は「高校の先生に直接話すと反応は上々。現場にまでなかなか話が伝わっていなかったのではないか」としたうえで、「高校生には、マルチ商法などから身を守る法知識も身につけてほしい。社会に出てから困ったことがあったとき、弁護士という存在がいることも理解してくれれば」と話している。