2010年5月17日月曜日

日本のために・・・

遅咲きの弁護士って負い目があったのでしょうか??
それでも、頑張って司法試験合格して立派な弁護士さんになられて、
今では長野県の弁護士の会長さんになられたなんて…
なんて立派な方なんでしょうね!!
きっと弁護士って職業が天職なんでしょうね☆
これからも長野県、または日本のために頑張って下さい☆☆☆

◆県弁護士会長に就任、小林正さん /長野(5月15日毎日新聞地方版)
◇とにかくまず行動を--小林正さん(61)
 今年度の県弁護士会長に就任し、1カ月半が経過した。「弁護士は社会制度の行き先を示すべき存在。ボランティアではなく『使命』ととらえて努力したい」と意気込む。
 長野高校を経て金沢大を卒業後の約10年間は銀行マンだったが、「昔から法律に関心があった」。愛知県内の支店を転々としながら、強制執行や競売などに関する民事執行法を中心に勉強を重ねた。「やはり弁護士を目指したい」。くすぶる気持ちを捨て切れずに退職。3年後の1985(昭和60)年、35歳を過ぎて司法試験に受かり、91年に独立した。
 「10年遅れているという意識があったから、依頼される事件は何でもやった」。ほかの弁護士が避けるような訴訟にも積極的に向き合ったという。
 97年ごろ、県の除雪車が暴力団組長の車に衝突し、法外な慰謝料を請求された訴訟を今も思い出す。ひるむことなく組長宅に出向いた。しかし、「組長の要求に応じて県職員を会わせ、大きな不安を与えた」と反省する。「裁判に負けても自分が恥をかけば済む。とにかく、依頼者の人権が侵害されないように守ることが大切だ」
 裁判員制度は開始1年を迎える。「量刑の幅が振れやすく『法の下の平等』が崩れないか」と指摘する。今後は、被告が全面否認するなど難しい事件も予想される。制度の見直しには「裁判員の感想だけでなく、被告側の視点に立つ必要がある」と訴える。
 任期は1年。「とにかくまず行動する。走り出した勢いのまま、続けられたらいい」【大島英吾】